Firmware Update for GXR System
Ricoh GXRの機能拡張ファームウェア Ver.1.33が公開されたので、早速アップデート。
目玉はクロスプロセス、ミニチュアライズをはじめとするシーンモードの充実と、AFの追尾ターゲット機能。後者は使い勝手にやや難で改善の余地ありだけど、シーンモードは気軽にユニークな写真が撮れてけっこう楽しい。特にミニチュアライズは同社CXシリーズとか、OlympusのPen (E-P2)に搭載されているのが羨ましかったので、これから色々遊んでみたい。
それにしても、この質実剛健を地でいくカメラ・ユニットにシーンモードを追加してくるのはけっこう意外。確かに画質と操作性を除けば今流行の一眼デジタルと比べてやや見劣りするのは避けられないので、社内では色々と議論があったのかも…と勘ぐってみたり。
個人的には、A12 28mm/50mmユニットでズームボタン(+/-)に露出補正を割り当てられるようになったことが一番の改善点で、これだけでファームアップする価値あり。(ってか今までやってくれなかったのが不思議でならない。わかってたでしょうに。)
1.GXR 機能拡張ファームウェア 第三弾
<全カメラユニット共通の拡張される機能>
- ひと味ちがう撮影表現を楽しめる、シーンモードを追加
手軽に多彩な撮影表現を楽しめるシーンモードを追加しました。ソフトフォーカス、クロスプロセス、トイカメラ、ミニチュアライズ、ハイコントラスト白黒の全5種類のモードを追加。シャッターボタンを押すだけで、ユニークな一枚に仕上がります。- AE/AFターゲット移動の方法に追尾ターゲット機能を追加
被写体の特定の部分で露出やフォーカスロックができるターゲット移動機能に追尾ターゲット機能が追加されました。カメラが被写体を自動で追尾してターゲット位置を合わせ続けるので、撮りたい瞬間にピントを合わせて撮影ができます。- AE/AFターゲット移動時のリセット/キャンセル機能追加
AE/AFターゲット移動時に削除ボタンを押すことで、画像モニター中央位置に復帰、さらにもう一度削除ボタンを押すことでターゲット移動モードから抜けます。- ターゲット移動した位置を中心に拡大再生する機能を追加
再生画面拡大時、撮影時にAE/AFターゲットを移動した位置を中心に拡大することができます。<GR LENS A12 28mm / GR LENS A12 50mmカメラユニットのみで拡張される機能>
- ズームボタンに露出補正、ホワイトバランスを割り当てることが可能となりました。
キーカスタム設定でズームボタンに露出補正、ホワイトバランス機能を割り当てることが可能となりました。