「GXR」用、APS-Cサイズ・28mm単焦点ユニット
遂にAPS-Cサイズセンサーに28mmGRレンズが載る時が。
もしこれでカメラのレスポンスがGRD3並ならポチッとしてしまうかも…。
■ GR LENS A12 28mm F2.5
今回、初めて開発が明らかになったカメラユニット。新開発という28mm単焦点GR LENSを搭載し、「高い解像力、描写力を実現した」としている。センサーはAPS-Cサイズ相当(23.6×15.7mm)のCMOSセンサー。画像処理エンジンは「GR ENGINE III」を採用する。
画素数は明らかになっていない。仮称だがユニット名に“A12”とあることから、12Mピクセルを想定しているものと思われる。
レンズは「GR LENS」の名を冠する28mmの単焦点タイプ。開放F値はF2.5になる模様。フォーカスリングを回してピントを微調整できる「マニュアルフォーカスリング」も搭載する。
弊誌が1月26日~2月1日にかけて実施した「デジカメWatch 週刊アンケート」でGXRの希望ユニットを質問したところ、「広角単焦点レンズ搭載ユニット」は41.3%(798票)で、3位になっていた。
■ RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC
GXRの発表時にアナウンスしていた「望遠端が300mm程度の高倍率ズームレンズと高速CMOSセンサーからなる新カメラユニット」と推察される。
センサーは裏面照射型CMOSセンサーを搭載する。併せて、独自のノイズリダクション機能により「暗いシーンから明るいシーンまで、高い画質により表現領域を拡大する」としている。
こちらも画素数は明らかになっていない。仮称のユニット名に“P10”とあることから、10Mピクセルを想定しているものと思われる。また、“P10”部分のアルファベットは撮像素子サイズを区別する記号となっている。これまで“A”はAPS-C相当サイズ、“S”は1/1.7型を表していた。今回の“P”は、それらとは違ったサイズの撮像素子になるものと推察される。
120コマ/秒の高速連写やRAWでの記録にも対応する。9段階で調整できる画像設定やマルチターゲットAFなどの機能を盛り込む。
レンズは35mm判換算の焦点距離28~300mm相当の10.7倍ズーム。開放F値はF3.5-5.6になるとみられる。19日に発売したコンパクトデジタルカメラ「CX3」のレンズを転用したという。手ブレ補正機構も搭載する。