ローパスレス
Ricoh GXR Mount A12 + Voigtländer SEPTON 50mm F2.0
本家ライカ(フラッグシップM9は75万円也!)と同じく、撮像素子にローパスフィルタを搭載していないMount A12ユニット。レンズの持ち味を最大限に活かしつつ、実にシャープで繊細な写りをするのが特徴。
お気に入りのSeptonで何気なく撮ったこの写真。等倍にまで拡大すると、蕾や茎の繊毛1本1本まで実に緻密に解像しているのがわかる。脱帽。
光学分野でのローパスフィルタ
光学分野でローパスフィルタという場合、光の波長によるフィルタリングではなく、2次元画像における光の強弱変化の周波数、つまり模様の粗い細かいによるフィルタリングを指す。要するに「細かい模様をぼかす」という事である。主にデジタルカメラ等で、画像の標本化で起こるエイリアス(モアレ)を防ぐために、標本化を行う撮像素子の手前に入れる「ローパスフィルタ」であり、すなわちアンチエイリアスのためのフィルタである[1]。音声信号等におけるデジタル処理の用語(AD変換の手前にアンチエイリアスのためのローパスフィルタを入れる)をそのまま2次元処理に使った形である。
引用元: ローパスフィルタ – Wikipedia