名古屋ラーメン紀行
3日間の名古屋滞在中に食べたラーメンとその感想。
神戸や地元で食べたものは除く。
ラーメンは偉大だ。
一蘭
天然とんこつラーメン
コシのある極細麺、コクがありながら臭みのない豚骨スープ、秘伝のたれ、刻みネギ。
ラーメンとしての完成度はこの上なく高い。
チャーシューが好みじゃなかったり玉子が別売で味付けじゃなかったりするが、
それすらも一杯の完成度を高めるための「必要悪」と思えてしまう凄味を感じる。
博多一風堂
赤丸かさね味
万人が認める豚骨スープの旨さ、うまみ玉のコクと辛み。
完成度は一蘭と同様に高いが、完成度よりも破壊力をやや優先させたアレンジか。
NYCに支店があるのでこの中ではまだ食べ慣れた方であるが、
やはりそれとはディテールが多少異なる。日本のラーメンはやはり美味い。
名古屋らーめん なご家
特製名古屋コーチン塩らーめん
昔は限定メニューだった気が。
名古屋コーチンのみで摂ったスープにコーチンのチャーシュー、半熟玉子を使用しているのがウリ。
スープは澄んだ油がやや厚めに浮いており、あっさりしていながらもコクのある上質の塩味。
麺は細めでコシがあり、スープによく合う。揚げ玉葱のアクセントも好印象。
チャーシューは名古屋コーチンらしくしっかり、むっちりとした食感が楽しめるが、
味付け、旨味という面では豚肉に一歩譲る感じ。
玉子はちょっと火を通しすぎか。上手くまとまっているだけにこれは残念。
麺達
とんこつみそ
柔らかく煮たバラ肉チャーシュー、メンマ、味噌豚骨スープ。
個人的に好きな要素が満載なのだが、どうも何かが足りないように感じる。
スープの芯がややぼやけているのか、麺の食感か。
美味しいは美味しいのだけれど。